初の本格的な調査開始!「住環境と健康の関係調査」
「ゆすはら健康長寿の里づくりプロジェクト」の初めての本格的な調査が、2013年2月に行われました。
これは、住まいの環境と人々の健康にどのような関わりがあるのかを調べるもので、梼原町健康推進員を中心に、23世帯28名の皆さんが調査に協力してくださいました。
舞台は梼原町内に2ヵ所(下組・松原)ある体験型モデル住宅。
町内産の木材をふんだんに使い、太陽光発電や太陽熱空気集熱、木質ペレットストーブなどの設備が整ったモデル住宅に、一泊二日の体験宿泊をしてもらい、普段暮らす自宅との違いや、住宅の環境と自身の健康状態の関係などについて知ってもらおうという目的で行われました。
高知県梼原町における住環境と健康の関係調査
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モデル住宅での体験宿泊学習
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推進員の皆さんが町全体の“語り部”に
そして、その調査の実施報告が、3月9日に行われた「8期生健康文化の里づくり推進員全体研修会」の中で行われ、調査に参加していなかった推進員の皆さんにも、その内容や速報結果などが伝えられました。
果たして、住まいと健康との関係はどうだったのかー。
最終の調査結果は、まとまり次第、このHP上に掲載しますので、もう少しお待ちくださいませ。
最後に、今回調査に同行させていただいた、4名推進員の皆さんの感想です。
家全体があったかくて、とっても気持ちがよかったです。わが家だったら暖かいのは、限られた部屋だけで、廊下なんかはとっても寒いので、そこが全然違いました。
中岡幸恵さん
お風呂がすごく気持ちがよくて、できれば家もああいうお風呂にしたいなあと思いました。うちの家は築100年ぐらい経っていて、ほとんど畳ばっかりですけど、こういうフローリングの床もいいですね。できれば、こんなにずっとあたたかい家にしたい。自分らの代ではできないかもしれないので、子どもに言い送っておきます(笑)
上田トキ子さん
とってもよかったです。寒さも一つも感じなかったですし。足もとの寒さも全然なかった。こういう機会をいただいて本当にありがとうございました。
いま、主人ともう一軒自分たちの家を持ちたいなと話し合いをしているところなので、できたらこういうあたたかく、太陽光なども使った家にしたいです。
中平岩子さん
木の家ですばらしいし、あったかいし、柔らかいし、居心地がいい。私の家も木造ですが、夜中にトイレ行くときは寒くてガウンを着て行くし、トイレの中には温風ヒーターを置いてるんですけど、ここは必要ないですね。全然寒くなかったです。今回の体験で、温度差のないような家にせんといかんなと実感しました。木の力ってすごいですね。現に今では、「家を建てたい」っていう若い人と話すと、「絶対木の家にしいや」って言ってますよ。
戸梶圧美さん