2012年秋にスタートした「健康長寿を実現する住まいとコミュニティの創造」（ゆすはら健康長寿の里づくりプロジェクト）。
3年という実施期間を終えるにあたり、2015年9月13日〜14日の2日間、JST（国立研究開発法人 科学技術振興機構） 社会技術研究開発センターの秋山弘子領域統括をはじめ、冷水豊 領域アドバイザー、平本一雄 領域アドバイザーら、JST関係者などが梼原町を訪れ、最終のサイトビジットが行われました。

初日は、矢野富夫梼原町長との懇談、「おげんき発信」利用者へのヒヤリングが。二日目は、梼原町保健福祉支援センターで、関与者らによる会議を行われ、プロジェクトの成果についての報告や、今後どのようにして全国へ展開していくべきかなどの意見交換が行われました。

また、伊香賀教授、安藤講師をはじめ、プロジェクトメンバーは、プロジェクト終了後も、梼原の人たちが自分たちで簡単に実践できるようにと、「健康長寿のための住まい方アドバイスBOOK」を作成しています。
大規模な改築工事などをしなくても、ちょっとした工夫で健康に暮らせる工夫などを掲載。イラストなどをふんだんに使用し、高齢者の方も見やすい内容としました。
今後、全国にも広げていきたいと考えています。

また、2016年春には、この3年間のプロジェクトをまとめた書籍も刊行予定です。
全国の工務店など住宅関係の事業者や、行政の住宅、高齢者などの担当者にも広く読んでいただきたいと考えています。

詳細はまたこのHPでもお知らせいたします。