2014年9月に、先進的に取り組む岩手県をはじめ、東北地方へ視察に訪れた高齢者みまもりシステム「おげんき発信」※。
梼原町でも、2014年12月から試験導入がスタートしました。
竹の藪地区の4人の一人暮らしの高齢者を対象に開始し、
現在、モニターの数は6人。
順調な滑り出しを見せています。

「ゆすはら健康長寿の里づくりプロジェクト」では、梼原版「おげんき発信」独自の取り組みとして、室内の温度や血圧についても記録をとってもらうことにしました。
記録することで、高齢者の方に、日々の気温や自分自身の健康状態などを自覚的に気付くきっかけとしてほしいと考えています。
試験導入の期間は、2015年9月までの予定。
その後、本格導入に向けての検討を進めていく予定です。


※「おげんき発信」…高齢者が自宅の電話機などから毎日の健康状態を発信する仕組み。機械音の「○○さん今朝のおかげんいかがですか？」という問いかけに、プッシュボタンで「１．げんき」「２．少しげんき」「３．わるい」というように、その日の健康状態を入力する。
発信がない場合にはみまもりセンターが安否を確認。既存の緊急通報システムなどと違い、元気なときに高齢者自らが能動的に「今日も元気です！」と発信するため遠慮感を払拭し、自己効力感を高めることができる。